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ソメワケササクレヤモリ “トランスルーセント×ブロードバンデッド”

2017/08/21 23:24
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Paroedura picta “Het. for Translucent (Transluent × Broad Banded)” Japan C.B. Pr.

いわゆるヘテロのトランスルーセント

ウチでソメワケ(Paroedura picta )っていうと、秋海棠さんが思い浮かぶかもですが、今回紹介するのは秋海棠さんとは別のブリーダー氏による作出個体です。

っても、オス親は秋海棠ブリードの透け透けトランスルーセントなんですけどね。ソイツにボクがピックしてきたワイルド由来のブロードバンデッドを掛けて出てきたのがコイツラだったりします。このブリーダー氏には秋海棠さんとは別方向のプロジェクトをいくつかお願いしてて、今回はその第1弾みたいな感じでしょうか。狙いはボール(Python regius )でいう所のリデュースド/ジェネティックバンデッドやエンチなんかのコンボと同じで、「色の入るバンド(色面)を広くしよう」って方向性です。

で、結果はご覧の通り

まぁ、あくまでも主観に依る所ですが、交配第1世代ながら、ブロードバンデッドの影響はそれなりに出てるんじゃないでしょうか。

ただ…

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Paroedura picta “Het. for Translucent (Transluent × Broad Banded)” Japan C.B. ♂

このオスの色は何?

いや、最初は脱皮前かなんかでくすんでんのかと思ったんですよ。でも、そうじゃなくて、デフォでこの色なんですよねぇ、コイツ。このアネリチックな赤みの無いグレー、なんなんでしょ!? ソメワケのカラーモルフって、遺伝形式は劣性のくせして、まるで不完全優性みたいにF1から何らかの影響が出るコトがあったりするんですね。これはザンティックなんかでも。

なので、コイツのこの体色も恐らくはトランスの影響だとは思うんですが、それにしては見事にグレーだなと。

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Paroedura picta “Het. for Translucent (Transluent × Broad Banded)” Japan C.B. ♀

メスは普通にこんな感じですからね。

きちんとノーマル然としてて、「これぞ、ヘテロ!」って感じ。

まぁ、片親のメスがワイルド由来ってのもあるんで、この辺は来年以降、もう少し個体数を取って、要検証って所なのかな。雌雄による発色の差、みたいな可能性も無きにしも非ずですし。

という訳で、コイツラは単にヘテロトランスルーセントとして単体ずつでも販売いたしますので、興味のある方はお問い合わせ下さい。因みに、ザンティックほどとは言いませんが、トランスもホモ×ホモより、ホモ×ヘテロの方が厄介な子供が産まれる可能性が格段に減少します。皮膚の質感から分かる通り、トランスってベビーの時の育成にチョッとコツがいるんで、産まれた時の状態がかなり重要になりますからね。

ま、とりあえず、トランスを作り込んでいくにもヘテロが重要ですよってコトで。


在庫や価格、発送/配達の可否など、ご質問はメール(herp.supply☆kbd.biglobe.ne.jp ※メール作成の際は☆を@に変えて下さい) または TEL(03-3317-5569)にてお気軽にお尋ね下さい。営業時間や定休日など、その他の詳細は「プロフィール」ページにてご覧いただけます。
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トルキスタンスキンクヤモリ “選抜個体”

2017/08/20 21:22
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Common Wondering Gecko “Cherry Picked Specimen” W.C. ♀

前にアップしたペアもまだ残ってるってのに…。

でも、この“ほんわかパステルカラー”は反則ですよ!こんなのが来ちゃったら、買わない訳いかないじゃないですか!!!

という訳で、スルーする気満々だったトルキスタン(Teratoscinus scincus scinus)、補充です。前からいるペアとは一回り半くらい大きさが違うので、コイツは単独飼育にして様子見しています。まぁ、着状態もイイし、餌もアホのように食べるから、あとは砂漠/荒地の地上性ヤモリの基本を守ればOKかなと。

これで2〜3回脱皮して、細かな傷も目立たなくなれば、更に綺麗になるんだろうなぁ。

因みに

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Common Wondering Gecko “Cherry Picked Specimens” W.C. Pair

先述のペアはすっかりプックプク。

脱皮前ってのもあるのか、画像では雌雄共にややくすんでますけど、オスはあのオレンジの発色がそのままに、基調色の黄色はより明るくなりましたからねぇ、今回のパステルちゃんと掛けたらチョッとスゴそう。メスも基調色の黄色と模様のチョコレート色のコントラストが綺麗になったし、春先には無精卵を落としてたんで、上手くいけば来シーズン、まずはこのペアからの綺麗な子供が見れるかもしれません。

なので誰か、挑戦者求ム。


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カザフスタンヨツユビリクガメ “オレンジ”

2017/08/18 22:52
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Kazachstan Horsfield's Tortoise “Orange” F.H. Baby

こういう“いかにも”なリクガメ(Family Testudinidae)ってのも、たまにはイイでしょ!?

まぁ、実際はブログに載せてないだけで、気が向くとこういう連中も店に連れて来たりするんですけどね。でも、ウチで扱うリクガメのイメージって、もっとジメジメッとしてる感じじゃないすか。

もしくは、平ぺったいとか(笑)。

なので、こういうカラッとしていて、コロンとした連中はあんま“らしくない”のかなって。

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Kazachstan Horsfield's Tortoise “Orange” F.H. Baby (ピン甘、すいません…)

ただ、“らしくない”モノをわざわざ連れて来たってコトは、そこにそれ相応の理由がある訳で…それがこの色!

どうですか、このオレンジ色!!!

単なるメロンパンじゃなくて、夕張メロンパンですよ!!!!!

背甲がほぼ黄色とか黒みが少ないとか、逆にほぼ黒いとかはまま見たコトあるんですけど、こういう風に明瞭にオレンジ色ってのは、ボクは初めてかもしれません。もうホント、見た瞬間に「これ、欲しい!」ってなりましたから。こっからどんな感じに変化するのかってのも含めて、コイツは楽しめるんじゃないかな。

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う〜ん、黒い“ふ”の入り方なんかもイイ感じ。

あと、ホルス(Agrionemys horsfieldii )は前肢が特徴的なのも、カワイイですよねぇ。

流通量や価格に惑わされがちですが、「外見、行動ともに特徴的」という点では、ホルスってかなり凄いリクガメなんじゃないかなぁって思います。そして、その流通量や価格にしたって……あ、これは説教臭くなりそうなんで、以下略(笑)。


【お詫び】
本日、急な仕入れと用事のため、事前告知無しに開店時間が大幅に遅れました。ご来店いただいた方がいらっしゃいましたら、お詫び申し上げます。申し訳ございませんでした。

Herp. Supply
Go!! Suzuki


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オオアタマヒメニオイガメ “ピンク”

2017/08/16 22:31
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Loggerhead Musk Turtle “Pink” W.C. Baby (Highly Possible ♂)

もうね、コレ見てもらえれば十分でしょ!?

野暮な説明は不要!

しかも、お腹側だけでなく

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Loggerhead Musk Turtle “Pink” W.C. Baby (Highly Possible ♂)

首や尻尾もしっかりピンク!!!

ロガー(Sternotherus minor minor )やペルティ(S. m. peltifer )なんかだと、オレンジ色が強く発色してるのは時折目にしますが、コイツはオレンジではなく、完全なるピンクですからねぇ。

さてさて、成長に伴ってどうなってくか、とっても楽しみです。

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Loggerhead Musk Turtle “Pink” W.C. Baby (Highly Possible ♂)

上から見ると、こんな感じ。

一見しただけでは普通なんですが、よ〜く見ていただくと、皮膚にピンクが発色してるのがお分かりいただけるんじゃないでしょうか。

更に、コイツはC.B.(Captive Bred; 飼育下繁殖)ではなく、W.C.(Wild Caught; 野生下採集)のチビってのも興味深いでしょ。

と、ここまでノリノリで紹介してきて何ですが…コイツはこの撮影後スグにオーナー様が決まりまして、既にいないんですよ。

ただ、「W.C.のチビロガーってコトにも興味ある」って方がいらっしゃいましたら、一応お問い合わせ下さい。まぁ、「C.B.のチビと何が違うのよ?」と聞かれれば、「ほとんど違いは無いっすね」としか言えませんが(ニオイガメを殖やしている方でしたら、1枚目の画像を見た時に、大きさに対する腹甲の感じに違和感を覚えるかもしれませんね)、色とか性格、育ち方なんかを較べながら飼っていただくのも面白いと思います。

ボクはこういうオリジンの違いとか、結構好きですよ。


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新種ってさぁ…

2017/08/09 21:45
※ 8/11 文章の繋がりがしっくりこなかった所を修正しました

あ、今日は画像無しで、駄文がダラダラ続くだけですから、ナミヘビの分類に興味の無い方は読み飛ばし推奨です!

先日、サウザンウォータースネーク(Nerodia fasciata  あ、和名はナンブミズベヘビです なんか、そっちの方が皆さんピンと来るようなので…)をこのブログで紹介したじゃないですか。そしたら、その直後とも言える絶妙なタイミングで、今度は同じくユウダ科(Family Natricidae)を代表する、というか、ユウダ科の模式属であるナトリクス(Natrix spp. 和名ってヨーロッパヤマカガシでしたっけ? なんかタイミング的にチョッと“アレ”ですけど、コイツラは無毒ですから…って、こんな負け組ショップのブログをわざわざ読んで下さる方々にまで言う必要も無いかな?)で新種が発見されたみたいな情報がイギリスのメディアを中心にアップされたんですね。

イギリスのナトリクスって言えば、これまではNatrix natrix helvetica がグレートブリテン島南部に分布するだけ…どころかグレートブリテン島全体でもヘビは3種が分布するだけだったから、「へぇ、あんな北の島にナトリクスが2種も分布してたのかぁ、スゲェなぁ」と、しかも一般メディアまでもが取り上げてる上、タイトルも「隠れていた新種発見! 実は、イギリスには4種のヘビがいた!!!」的な感じだったから、「これはユウダ連中の時代が来ちゃったかぁ(笑)」って、超ワクワクしながらその記事を読んでいたんです。

ソース元の論文も2013年にN. natrixN. megaloephala の包括的な分子系統解析を行ったCarolin Kindlerが筆頭著者だし。

と・こ・ろ・が

その記事には、「従来の“グラススネーク(Grass Snake; 欧米におけるナトリクスの一般的な呼称です)”と今回発見されたN. helvetica はこれまで同一とされていたが、今回の調査により遺伝的に異なるコトが分かり、新種として認定された」みたいなコトが書いてあるじゃないですか…。

あれ!?

いやいやいやいや、チョッと待ってよと。

イギリスにN. n. helvetica が分布するのはこれまでも知られていたし、同じ著者を含むグループが2013年に「イギリスを始めとして、フランス、スイス、ドイツの一部のN. n. helvetica は遺伝的に単系統であるコトが強く支持される」っていう結果を既に出していますよね!? わざわざイギリスで新種発見なんて謳ってるから、てっきり「新しい棲息地が見つかって、その個体群を調べたら新種でした」みたいなコトなのかと思っていたんですが、そういうコトなら、今回は「これまでN. natirix の亜種だと思われてた“helvetica ”が更なる遺伝的な系統解析の結果、その分化が別種レベルであると判明した」ってコトなんじゃないの!!?

もう埒が明かないんで、原著Kindler et al. (2017)を読みました。

はい、ビンゴ!

というコトで、今回の新種どうこうに関する部分だけをザックリ解説すると

・2つの主要な交雑域におけるジーンフロー(遺伝子流動)のパターンを解析する過程で、N. n. natrixN. n. helvetica の間に種レベルの分化が生じているコトが判明した

・それに伴い、Kindler et al. (2013)でN. n. helvetica と同一クレードを成していたN. n. cettiN. n. corsaN. n. lanzai N. n. siculaN. helvetica の亜種となる

とのコトです。

つまり、イギリスの新種のヘビ云々は、新たに発見された種ではなく、従来分布していた亜種が種となった、というのが正解で、それはつまり、グレートブリテン島に分布するヘビは“相変わらず3種のまま”であると。

でもこれ、イイんですかねぇ? 各メディアは「新種発見!」みたいにバーンと紹介しちゃってますけど…それって、ダイジョブなの???

ってまぁ、ソース元のタイトルが「Hybridization Patterns in Two Contact Zones of Grass Snakes Reveal a New Central European Snake Species」だから、仕方無いっちゃ仕方無いのかな(笑)。それに、“新種”っていうセンセーショナルな言葉が付いた方が、棲息環境を含めた保護意識にも繋がりやすそうだし。

という訳で、今回の新種騒動(?)に関しては、若干の肩透かし感が無きにしも非ずですが、そうは言っても著者らの提唱する広義Natrix natrix の新分類は従来のモノと結構変わったので、最後にKindler et al. (2017)のTab.1より、それを紹介して終わりたいと思います。

Natrix astoreptophora

Natrix natrix
N. n. natrix
N. n. cypriaca
N. n. fusca
N. n. gotlandica
N. n. persa
N. n. schweizeri
N. n. scutata
N. n. syriaca

Natrix helvetica
N. h. helvetica
N. h. cetti
N. h. corsa
N. h. lanzai
N. h. sicula


そういや、今回の内容に全く関係無いけど、N. astoreptophora、欲しいなぁ。あれはガーター(Thamnophis spp.)やアオダイショウ(Elaphe climacophora )が好きな人間にはドンピシャですよ。あの青とか緑の体色はヤバイ。

それと、ブルー/シルバーアイ系のルーシスティックね。野生下で見つかったってペーパーも出てるんですよ。まだチラッと掲載写真を見ただけで、目を通すどころか、取り寄せてもいないんですけど、種類は何なんだろ?

やっぱナトリクスも面白いよなぁ。



【参考文献】
・KINDLER, C., M. Chèvre, S. Ursenbacher, W. Böhme, A. Hille, D. Jablonski, M. Vamberger & U. Fritz (2017): Hybridization Patterns in Two Contact Zones of Grass Snakes Reveal a New Central European Snake Species. Scientific Report 7 (7378). DOI: 10.1038/s41598-017-07847-9

・KINDLER, C., W. Böhme, C. Corti, V. Gvoždìk, D. Jablonski, D. Jandzik, M. Metallinou, P. Širkoý & U. Fritz (2013): Mitochondrial Phylogeography, Contact Zones and Taxonomy of Grass Snakes (Natrix natrix, N. megalocephala ). Zoologica Scripta 42: 458-472.
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クリーパー 78

2017/08/06 20:28
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Creeper Magazine 78

締め切りブッチの筆頭格であるボクが言うのも何ですが…クリーパー 78、ようやっと発売いたしました!

今回の内容は以下の通りです。

【特集@】
繁殖最前線 繁殖レポート Speial 23
・アメリカドクトカゲ
・ミステリオサスヤドクガエル
・ステルツナーガエル
・ミゾヤマガメ
・マツゲイシヤモリ
・ヒメヌマサイレン(続報)

【特集A】
そうだ、フィールドに行こう 5
・アマゾン
・日本

【特集B】
ナンベイヨコクビガメ科の分類と自然史T

その他、イベントレポート、連載など


個人的に気になった記事は、やっぱし繁殖特集のミゾヤマガメとヒメヌマサイレンのF2、それにまさかのステルツナーでしょうか。まぁ、種類を問わず、他の方の繁殖データってのは参考になるヒントがイッパイ詰まっているので、繁殖記事はどんなものでも全て興味深いですね。トカゲのデータがカメに使えたり、カエルのデータがヘビに使えたり、なんてコトも実際にかなり多いですから。

それにしても、包接してるステルツナーの写真、可愛かったなぁ。

あと、久々のカラー広告だってのに、配色修正の指示が全く無視されてたのが…さすが宇田川さんだなぁって(笑)。


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バンデッドウォータースネーク

2017/08/04 23:21
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Banded Water Snake C.H. Baby

※8/5 文章表現をチョビッとアレンジしました

それではペンディングになっていたバンデ…っと、その前に、先日アップしたスティンクポット(Sternotherus odoratus )のフロリダトゥルードワーフの件をば。

非常に多数のお問い合わせ、本当に有難うございました。驚いたコトに、アップした十数分後には最初のメールが入っていたようで、凄まじい反響の大きさにチョッとビビッております。お陰様で新しいオーナー様は決まりましたが、またブリーダー氏からベビーが入荷した際には(お仕事が忙しいとのコトですので、今シーズンは無理そうですが…)、当ブログにて告知させていただきますので、興味のある方はこまめにチェックしてやって下さい。

よろしくお願いいたします。

というコトで、本題のバンデッドウォータースネーク(Nerodia fasciata fasciata

このブログも開始からそこそこの年月が経ちましたが、ネロディアを取り上げるのは初ですね。前の記事にも書いたように、この手合いはこれまでガータースネーク(Thamnophis spp.)一辺倒だったし。でも、ガーターに関しては、日本でも「普通に楽しめるヘビ」としての地位を定着させるコトが出来たのに、北米の水辺を彩る2大グループ、もう片方の雄であるネロディアに関しては、その凄まじいポテンシャルに対して、な〜んか相も変わらずのマイノリティ感がいまだ拭えてない。なので、少し前から、今度はコイツラの魅力を紹介していきたいなぁってずっと考えていたんですよ。

って、こんな辺境のブログに、そんな影響力があんのかって話もあるんですが…(涙)。

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Banded Water Snake C.H. Baby

でも、コイツラって「種/亜種数が多い」、「地域個体群、カラーバリエーションが多い」、「綺麗で特徴的なものが多い」、という訳で「コレクション性が高い」、そして「カッコイイ」、更には「飼って面白い」、「殖やして面白い」と、実はナミヘビの魅力的な要素がほぼ全て詰まってるんですよ。

惜しむらくは、流通する大半がW.C.(Wild Caught; 野生下採集個体)で、性格がクソ悪い上に見た目がボロっちい(失礼!)とか、野生下での食性上、重篤な寄生虫感染が見られる個体も珍しくないって所なんですが、そんなの一昔前のガーターもほぼそんな感じだったし、今では欧米のガーター好きなホビイスト達が殖やしたC.B.(Captive Bred; 飼育下繁殖 欧米ではガーターとネロディアを並行して飼育してるホビイストがかなり多いんです)や持ち腹のベビーなんかも時折出回る訳でしょ。それならコイツラだって、すっかり人気グループとなったガーターとほとんど差は無いハズ。

ってなコトで、今回のチビッ子を改めて見てみると、どうです? 素直に綺麗でしょ!? そして、カワイイでしょ!!?

しかも、チビん時はこんななのに、育つにつれて次第にゴツくなって、ボリューム感も増して、成体になる頃にはコットンマウス(Agkistrodon piscivorus ウォーターモカシンの方が通じるのかな?)を想起させるカッコイイ見てくれになる訳です。

もう、堪りません。

更に今回のチビッ子ども、親のロカこそ不明ですが、お腹の模様なんかから察するに、恐らくはフロリダバンデッド(N. f. pictiventris)の分布域に近いんでしょうね、側面の赤色がキッチリ発色していて、こっから丁寧に育てていけば、赤色が綺麗に残ったピッカピカの成体になること、間違いなし。

画像
Banded Water Snake C.H. Baby

この赤と黒のコントラスト、素晴らしくないです?

バンデッド&フロリダバンデッドには、この他にもいくつものタイプがいますから、こういうのを見ちゃうと、ついつい他のタイプも欲しくなっちゃうのが困った所なんですよねぇ(笑)。残るもう1亜種、ブロードバンデッド(N. f. confluens )なんかでも、凄まじい色の個体がいたりするし…。

う〜ん、サウザンウォーター(N. fasciata )だけでこんなだから、やっぱネロディア道も修羅の道だよなぁ。

因みに、今回のベビー達も、実はちょっとしたタイプ違いがいたりしまして、今なら雌雄も含め、色々選んでもらうコトが出来るので、気になる方はお早めにご来店、もしくはお問い合わせ下さい。

あ、最後に飼い方についてなんですが…この辺は色々なアプローチがあったりして、書くとまたダラダラと長くなるから、省略というコトでご勘弁を。でも、過去のガーターの記事なんかを読んでもらえば、ヒントはイッパイ転がってるんで、気になる方はその辺を読んでみて下さい。ただ、それが全てではないですし、餌のレシピなんかも色々あったりするんで、その辺はお買い上げいただく時にでも、イヤってくらいお話しいたします(他にもネロディアについてのネタは、今まで温存してきたモノがたっっっぷりありますから、興味のある方はご来店時に!)。


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うわぁぁぁぁぁ

2017/08/02 21:44
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Stinkpot “Florida True Dwarf Proven Breeders” W.C. ♂/♀/♀

…来ちゃった

なんとなんと、ブリーダー氏より放出してもらっちゃいました、スティンクポット(Sternotherus odoratus )のフロリダトゥルードワーフ。しかも、トリートメントがキッチリ行われ、人工飼料にもしっかり餌付き、日本で長期に飼い込まれ、日本の気候サイクルにも馴致した、繁殖経験もある、なんとワイルド由来個体達。更には、この条件だけでスペシャル過ぎだってのに、大きさも左端の一番大きなメスで67.5mmと、どの個体も驚異の7p切りですよ!

因みに、日本で長期に飼い込まれていると書きましたが、どんくらい長期かってえと、現在とほぼ変わらぬ大きさで日本に来て、5年は軽く経ってるそうです。つまり、生まれてからなら少なくとも10年以上は経っていて、それにも関わらず、大きさは7pに届かない大きさのままっていう。

これなら“トゥルードワーフ”を謳っても文句無いですよね!?

そう、単なるドワーフではなく、トゥルードワーフ。

しかし、これで普通に繁殖してるってんだから、驚きだよなぁ。頭で分かっていても、実際に見てみると、その小ささにはマジでビビりますよ、コイツラ。

という訳で、あまりにもスゴイのが来ちゃったんで、途中になってるバンデッドウォータースネーク(Nerodia fasciata fasciata )をすっ飛ばして、紹介しちゃいました。

尚、販売はトリオ限定で、値段も「W.C.来たてのフロリダ産スティンクポット」とは全然違うこと、ご了承下さい。ただ、こんな時間も手間も掛かった“出物”なんてそうそう巡り合えないですからねぇ、価値が分かっていただける方には、かなりリーズナブルなんじゃないかなぁと思います。なんたって、“あのチビ達”を作り出してきたコロニーの一部ですから。で、販売に関しては、いつも通りの早く手を挙げた者勝ちなので、気になる方はとりあえずメールを入れておいて下さい。定休日明けの金曜日に、メールの到着順でお返事をさせていただきます。


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さてと

2017/08/01 22:59
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Banded Water Snake C.H. Baby

これまではガーター(Thamnophis spp.)一辺倒できたから、満を持して、コイツラも積極的に扱っていきたいと思います!

まずは南東部を代表するバンデッドウォーター(Nerodia fasciata fasciata )から。

詳細は明日以降にアップしますので、まずは綺麗な姿を見てやって下さい。C.B./C.H.上がりは成長に伴い凄まじく綺麗になっていくので、コイツもこっから飼い込めば、かなり楽しませてくれると思いますよ!!!


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