マモノミカドヤモリ “グランドテール/メインアイランド”

MossyPrehensileTailedGeckoMainlandBaby03-01.JPGMossy Prehensile Tailed Gecko “Grande Terre/Main Island” EU C.B. Baby

※ 02/17 文末の表現などをアレンジいたしました

じゃ、満を持してマモノミカドヤモリ (Mniarogekko chahoua ) のチビっ子をば。

因みに、これまでボクは本島の表記をニューカレドニアの公用語であるフランス語と馴染みのある英語の中間っぽい感じの「グランテール」としてきたんですが、より英語の発音に近い方がイイかなってのもあり、今後は「グランドテール」に統一するコトにいたしました。国名をニューカレドニアにするなら、島名も英語に則った表記にした方が統一感も出るのかなって。

というコトで、チャホのグランドテール

チャホにはグランドテール/メインアイランド (メインランド表記の方が一般的かな?) に分布する個体群とパイン島に分布する個体群が存在します。近年はパイン島個体群 (以下、パインアイランド) もある程度コンスタントにブリードされ、グランドテール、パインアイランド共に目にする機会も増えましたが、両者には分布域以外にも、微細ながら形態的・色彩的に差異が生じているコトも知られています。今回の記事はグランドテールについてなので、それら両者の違いについては詳細を割愛しますけど、本種のチャームポイントである独特な顔付きに関していうと、ハープタイルホビーの世界で流通する個体においてはグランドテールの方が目が大きく、成体では吻が短いという傾向 (差異ではなく、あくまでも傾向ですよ) があるんです。

故に、顔付きの妖怪っぽさというか可愛さにおいては、個人的にグランドテールかなぁって感じがするんですが、今回のチビは体色とか目付きとかのせいか、特に妖怪感が強い。

何というか、福音館書店バージョンの「三匹のやぎのがらがらどん」に出てくるトロルっぽいなぁと。

MossyPrehensileTailedGeckoMainlandBaby03-05.JPGMossy Prehensile Tailed Gecko “Grande Terre/Main Island” EU C.B. Baby

この白くてギョロっとした目の感じとか、体色の茶色に赤~紫色が混ざるトコとか、結構ソレっぽくないです?

あと、瞳の縁取りがシャキっと赤く、そこから伸びる毛細血管のようなパターンも赤みを帯びているじゃないですか。そこなんかもかなりイイ感じにキモくて妖怪感がある。それこそ、前回の記事に載せた画像なんてチョッとヤバいというか、狂気すら感じさせるでしょ!? 前にどっかに書いたと思うんですけど、灯りとか何も無い真っ暗な森で、月明かりに照らし出された本種が木の上からコッチをジッと見てたら……そりゃ、お化けだの悪魔だの言われるのも無理ないですよって話で。

でも、妖怪好きとしては、その異世界感・異質感が堪らない!

というか、広義ミカドヤモリ属 (Genus Rhacodactylus sensu lato) には、“それ”こそを求めてるトコもあるじゃないですか!

って、これはヤモリ全般そうかな。

環境への擬態の精工さとかもそうだけど、それも併せて造形に異質な感じがするヤモリって凄まじく魅力的ですもんね。

MossyPrehensileTailedGeckoMainlandBaby03-02.JPGMossy Prehensile Tailed Gecko “Grande Terre/Main Island” EU C.B. Baby

で、模様はこんな感じ

今回の個体は基調色と模様とのコントラストが強く、ファイアーダウンするとうなじから背中にかけたブロッチや尻尾のバンドが明瞭に現れます。ちょぴっとだけパインアイランド風味みたいな (笑)。とは言っても、ブロッチの形とか発色の仕方とか、ちゃんと見ると全然違うんですけどね。あくまでも、「グランドテールのカテゴリーの中で見ると」って話で。

あと、ぶっちゃけちゃうと、幼体はまだ体色に緑色とか赤色が発色しきってないから、総じて成体に較べるとパターンが明瞭に出やすいってのもあったり。

でも、コイツはそん中でもグレーが明るくシャッキリしている。

MossyPrehensileTailedGeckoMainlandBaby02-03.JPGMossy Prehensile Tailed Gecko “Grande Terre/Main Island” EU C.B. Baby

この画像の方がより分かりやすいかな?

しかし…これまでそれなりに数を撮影してんですけど、な~んかコイツの紫色が上手く写せないんだよなぁ。ここに上げた一連の画像もオレンジ色は上手く写ってるものの、茶色ん中に染み出すように出る紫色はほとんど分かんない。いやホント、感じとしてはアルゼンチンボア (Boa constrictor occidentalis ) みたいに紫色が発色するんですけどねぇ…。

うかうかしてると成長に伴ってそこに赤色が発色してきちゃうだろうから、その前に何とかして撮影したいんだけど。

ケージから引っ張り出すと消えるっぽいから、上手いことケージでリラックスしてる時にでもトライしてみっか。

尚、成長に伴う体色の変化・発色も本種の楽しみの一つなんで、その辺をじっくり楽しみたいって方は今の茶色ベースの時期をお見逃しなく! ボクにとって、チャホは変化の仕方を読むのがホントーに難しいヤモリなんですが、その“読めなさ”も育てる醍醐味だったりしますし!!!


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