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zoom RSS コーンスネーク “オーラタム? オレンジ?? ディフューズド???”

<<   作成日時 : 2014/04/11 23:13   >>

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【告知!】

いつもこのような辺境の店のブログを読んでいただき、誠に有難うございます。お陰様でブログのカウンターが間もなく555555を迎えます。そこで、この番号を踏んだ方に只今発売中の拙著「見て楽しめる爬虫類・両生類フォトガイドシリーズ ボールパイソン」か、再来月頃発売予定の「見て楽しめる爬虫類・両生類フォトガイドシリーズ コーンスネーク」のどちらか1冊、ご希望のほうをプレゼントいたします!

この番号を踏まれた方はメールにお名前とご住所、ご希望の書籍(自意識過剰みたいですが、サインをご希望の場合はその旨も)、それにその画面を写した画像を添付して、当店メールアドレスにお送り下さい。

Herp. Supply
Go!! Suzuki


画像
Corn Snake “Auratum/Orange” Germany C.B. ♂

日本でも極々一部で話題(?)となってるらしいヨーロッパ起源の優性ハイポエリスリスティックのアメラニスティックバージョンです。撮影もしたいし、チョッと気になったコトもあったしってコトで、持ってきちゃいました。

タイトルが謎な感じなのはこれから説明します。

まずはチョッと聞き慣れないハイポエリスリスティックについて!

ハイポエリスリスティックってのは「赤い色素胞(=エリスロフォア)の働きが抑制されて、赤色の発色が減退する」色彩変異のことで、ザックリ言うと、通常の個体より赤い色素の発色(量)が少なくなります。ハーペトカルチャーの世界で「ハイポ××」で呼ばれる品種ってえと、ハイポメラニスティックが一番よく知られていますよね。あれは黒色の発色が減退する色彩変異に対する名称ですが、要はそれと一緒。それの赤色バージョンが今回のハイポエリスリスティックという訳です。

因みに、このような「ハイポ××」という名称で呼ばれる(およびそれに類似する外見的特徴を持った)品種をまとめて“ハイポモルフ”と呼ぶんですが、ハイポモルフは「ハイポ××」の“××”の部分にあたる色素胞の働きに影響し、それにより発現する色の発色が減退するってのを覚えておくと、聞き慣れない品種名でもスグにどんなモンか分かるかと思います。

例えばハイポメラニスティックの場合は、メラニスティックなのでメラノフォア=黒色色素胞→黒色とか、ハイポエリスリスティックの場合は、エリスリスティックなのでエリスロフォア=赤色色素胞→赤色みたいに。

更に品種名で言うと、「ア(ン)××」で呼ばれるものも…

って、このままだと話がズレるな

画像
Corn Snake “Auratum/Orange” Germany C.B. ♂

とにかく、そんなハイポエリスリスティック

コーンスネーク(Pantherophis guttatus)には劣性遺伝品種と優性遺伝品種が知られており、それぞれにヨーロッパ由来の系統とアメリカ由来の系統が存在します。

で、こっからがやっと本題なんですが、この個体はヨーロッパ由来の優性遺伝系統で、買ってきた某店の店長によると会場でブリーダーが「オーラタム」で販売していたそうなんです。というコトで、ボクも「あぁ、タフィーもついに日本上陸かぁ コーン本の撮影に合わせてなんてグッドタイミングの入荷なんだろ!」なんて思ってて、カメラマン氏が撮影してきた画像にも「オーラタム(タフィー+アメラニスティック)」とキャプションを付けました。

ところが!

用事ついでに実際に見に行ってみると…ブリーダーの手書きと思われるタグには「Auratum(Amelanistic Buf)」って書いてあるじゃないですか。

ここで「ん!?」と

だって、オーラタムってのはドイツ由来の優性ハイポエリスリスティックであるタフィーのアメラニスティックバージョンなんですよ。それなのに、カッコの中はオランダ由来の優性ハイポエリスリスティックであるバフのアメラニスティックって書いてある。

まぁ、両方とも対立形質で、オリジンは異なるものの、同一品種であると考えるホビイストも多いから、「所詮単なる品種名じゃん!」と割り切るなら、別にどっちでもイイんでしょうね。ただ、ドイツとオランダの一部のブリーダー、というかオリジネーターは結構その辺のコトを大事にしてたりする訳じゃないですか。そうするとボク的には、それを無碍にするのも何だかなぁって気がしなくもなかったりするんですよ。

いや、これが、品種として最初に発表されたのはバフだから、優性のハイポエリスリスティックに関してはバフで統一しましたってんなら、「ハイハイそうですか、了解です!」ってなるんですけどね。でも、だったらコイツも「バフのアメラニスティックバージョンであるオレンジとして流通する方がベターなんでね?」って感じでしょ。

画像
Corn Snake “Auratum/Orange” Germany C.B. ♂

更に、コイツ

先のネームタグには遺伝的なバックグラウンドも書いてあって、そこにはPoss. Hets. for Caramel, Stripe, Blood Redとの表記があるんですが…

この頭とお腹の模様、見て下さいよ。

ヘテロじゃなくて、完全にディフューズドでしょ、コレじゃ。

体側の模様だって、ブラッドレッドほどとはいかないまでも、ディフューズドと呼ぶには十分なくらい不鮮明だし。

質にこだわってる印象のあるドイツも含め、ヨーロッパのブリーダーってブラッドレッドの基準が超甘々で、「この程度でブラッドレッドって呼んじゃうの?」みたいな感じというか、下手すると「これ、ディフューズドとしてもどうなのよ…」って個体までブラッドレッドって付けるんですが、その“ヨーロッパ基準”で言えば、コイツはブラッドレッドと言っても別に差支えない…というか、少なくともディフューズドは確実なんじゃない?とかって思うんですよ。

あ、それともアレかな、実はコイツを売ってたブリーダー氏はこだわりの職人気質で、「この程度じゃブラッドレッドどころか、ディフューズドとも呼べん!」って感じだったんですかね?

だったら、「使った優性ハイポエリスリスティックのオリジンと系統にもこだわれよ! ってか、ソコが大事だろ!!!」って、ボクは思うんですけどねぇ…。

とにかく、そんな感じなんで、コイツに関しては、とりあえずブリーダー氏の販売名を優先して、単にオーラタムってコトにします。ってか、今回買い付けてきたお店が全てそうしてるんで、ボクもそれに倣います(笑)。まぁ、優性ハイポエリスリスティックであることに変わりはないですし、しかもコイツはオスですから、色々遊んでみたい人にはオススメです。

イジリ方は…買った人にだけコッソリと!

※4/12 追記
昨日は時間ギリで書きなぐったせいか、文章として今一つだったんで、少しアレンジしてみました。別に内容自体は変わってませんが、念のため!


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