はーぷさぷらい徒然日記

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zoom RSS オルナータナイルモニター

<<   作成日時 : 2016/09/13 22:49   >>

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Ornate Nile Monitor F.H. Baby

なんとかかんとか撮影出来ました…。

いや、大変なんすよ、一人でモニター(Varanus spp.)撮影するのって。実際、コイツもこのショットの直後、猛ダッシュかまして逃げてますからね。持って撮影するならチビは簡単なんですけど、それだけじゃイヤなんでしょ、皆さん(笑)? サバンナ(V. exanthematicus )ん時なんかも、「せっかくキレイなんだからさぁ」って言われましたし。

という訳で、今回は少し気合入れました。

しかし、本っっっ当にイイモニターっすねぇ、コイツラ。

手を入れると噛む、捕まえると噛む、放そうとすると噛む狂犬ナイル(V. niloticus f. niloticus )とは大違い!

そりゃ、チビだからパタパタするし、テンパれば噛む素振りは見せるけど、そんなのチビッ子モニターだったら当たり前。ペットモニター筆頭のサバンナやイエローヘッド(V. melinus )だって、チビん時はそういう個体が普通にいますからね。実際、今店にいるサバンナでも、1頭スゴイのいますし。でも、コイツはこちら側がちゃんと扱ってやれば、それにキッチリ応えてくれるし、チビん時でこうだったら、しっかり手を掛けてやればドッグテーム(Dog Tame: 犬みたいに“人に扱われるコトに”馴れた)モニターにするのも難しくないんじゃないかな。

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Ornate Nile Monitor F.H. Baby

背面の色柄が綺麗な種は多いですけど、ナイル(V. niloticus)はお腹もこうですからね。

どうです?この綺麗な虎柄!

ただ…やっぱねぇ、大きさがねぇ、手放しでオススメ出来るレベルじゃないんだよなぁ。

この辺に関しては、関係各所それぞれ言いたいコトもあるでしょうが、大きくなるモンは大きくなりますから、しょうがないですよ。それを「いやぁ、飼育下では〜」みたいにあやふやな感じにしても仕方無いし。という訳でぶっちゃけると、オスに広いスペースと潤沢な餌を与えて飼育すりゃ、200pの大台も珍しくないですよ。メスでも、まともに飼育してりゃ150pは超えて、個体によってはサラッと160pに届きます。

でも、「オオトカゲを飼う」ってのは、それを前提にするのが当然ですから!!!

これはサルバトールコンプレックス(V. salvator Complex)も同様に!!!!!

なんて、散々脅しておいて何ですが…

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Ornate Nile Monitor F.H. Baby

やっぱ、大きな個体の持つ魅力ってのは他に代えがたいモノもありますから、スペース、コスト、そして手間と労力を覚悟してもらえるのなら、オルナータ(V. niloticus f. ornatus )は最高のペットリザードになると思います。

と、ここで、さっきからナイルやオルナータの学名が変なの、気付かれました?

これ、学術的にどうこうってより、ナイルモニターの分子系統解析を行ったDOWELL et al. (2016)の結果を受けて、ボクが勝手にこういう学名表記にしてるだけなんですが(勿論、命名規約のルールに則ってますよ ※9/14 コメント欄をご覧下さい)、簡単に言うと意味は「〜型」ってコトです。つまり、V. niloticus f. ornatus だったら、「ナイルモニター “オルナータ型”」という感じ。そう、これまで別亜種または別種とされてきたナイルとオルナータなんですが、ザックリ言うと、これら2タクサの間に別種または別亜種とするほどの遺伝的分化は見られなかった、つまり両者は単なる“色柄違い”だったとの結果が得られたんです。まぁ、ホントは細かく説明すると更に色々あるんですが、とりあえずホビーの世界では、「オルナータはナイルの1色彩型」って感じに考えてもらえれば現状OKだと思います。

とは言っても、ホビイスト的に両者は確実に“違う”んですけどね。

って、飼い方についてなんも書いてないけど…それは別にイイか。その辺はお買い上げいただいた方や、直接ご来店いただいた方にお話しいたしますってコトで。


【参考文献】
DOWELL, S. A., D. M. Portik, V. de Buffreni, I. Ineich, E. Greenbaum, S.- O. Kolokotronis, E. R. Hekkala (2016): Molecular Data from Contemporary and Historical Collections Reveal a Complex Story of Cryptic Diversification in the Varanus (Polydaedalus ) niloticus Species Group. Molecular Phylogenetics and Evolution 94; 591-604.

他、複数


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コメント(2件)

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現在のICZNでは「f.」や「var.」は認められていないのでは・・・?
とおりすがり
2016/09/14 00:35
>とおりすがりさん
ご指摘、有難うございます。これはボクの「命名規約のルール云々〜」が書き方として正しくありませんでしたね。変な誤解を与えるような書き方をしてしまったコトに関しては、ブログをご覧の皆様に対して、お詫び申し上げます。個人的には、「某業界が流通過程で付けていた“なんちゃって学名”みたいな感じじゃないよ」的なニュアンスだったんですが…。確かに命名規約条45により、f.=formaやvar.は認められません。なので、このブログで書いてる学名はもちろん無効名です。

これはカラスヘビ; Elaphe quadrivirgata f. atra やアカジムグリ; Elaphe conspicillata var. japonica (今風だとEuprepiophis conspicillatus var. japonicus かな?)なんかも同じで。

でも、趣味の世界でVaranus niloticus ornatus の名前を「こんなのは単なるシノニムで無効ですよ」で消すのはあまりにも惜しいし、つまらなかったんで、今回はこのような書き方にしてみた次第なんです。何度も書いてますが、ボクは元々「趣味の世界に限定するなら、学術的に無効だろうが何だろうが、分けられるモノは分けた方が楽しいじゃん!」って考えを持ってますし。という訳ですので、この辺のコトに関しては、今後も生温かい目で見てもらえればと思います。

というか、せっかくの有益なご指摘なので、今度は「とおりすがり」などではなく、ハンドルネームで構いませんから、お名前を書いていただけると、御礼もしやすいかな、なんて。

まぁ、こんなブログに再度コメントいただけるようでしたら、ってお話ですが…。
G!!
2016/09/14 18:22

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